アクセサリーとしての数珠 

数珠は葬式以外にも使いみちがある?数珠の本来の役割

数珠と聞くと、お葬式のときに用いるものだと考える人は多いです。
しかし、数珠は本来厄除けのお守りとしての役割を持っており、アクセサリーとしても使うことができます。

腕輪タイプの数珠

アクセサリー目的で用いる数珠は、基本的にブレスレット型のものが多いです。
これは、腕輪数珠、あるいは腕輪念珠といい、昔から日本に伝わる数珠の一種です。
かつては、常に仏を身近に感じられるようにという目的で作られましたが、現代では主にアクセサリーとして用いられています。
そのため、房がないタイプのものが主流になっています。

こちらは数珠というカテゴリーに入っていますが、略式数珠のような弔事用ではありません。
しかし、用いる素材は数珠と同じであり、特にパワーストーンで作られた数珠は、お守り兼アクセサリーとして人気が高いです。

金運上昇や仕事運上昇などの効果を期待してパワーストーンを身に着けたい場合には、腕輪念珠が便利だといえます。

仏具店でも販売されている

そんな腕輪念珠は、仏具店でも販売されています。

パワーストーンで作られた数珠はもちろん、本来の数珠と同じ木や金属といった高級素材で作られた数珠もあるので、よりご利益を期待できるかもしれません。

注意点としては、上で紹介したように弔事用ではないので、お葬式の際に使うことができないということです。
あくまでアクセサリーなので、お葬式用のものは別途購入しましょう。

また、腕につけているので汗が染み込み、黒ずむ可能性もあります。
よって、長時間身につけた後は乾いた布で汗を拭き取って、丁寧にお手入れすることをオススメします。